依存
シェルターにおる間はiPhoneつかわれへんし
iPhoneのSIMカードまで抜かれて
電源おとしてシェルターの人に預けてた。
連絡とれるのはシェルターの中にある
公衆電話だけ。
ママとお姉ちゃんの直電だけメモしてたから
シェルター入った事をママに言ったら
『しんどかったな、帰っておいで』
って言われた。
お姉ちゃんにも
『はやく帰っておいで』
って言われた。
シェルターにおる間は朝昼夜ご飯だしてくれた
娘がいたからずっと引きこもるのはよくない
から1時間だけなら近く散歩してきても
いいよってゆわれたから
ベビーカーで散歩してた。
散歩して歩きまわってもここがどこなのか
わからんかった。
役所の人が様子見に来てくれた時に
初めて自分のがどこにおるか知った。
地元から1時間半もかかる場所におった。
シェルターに入ってから旦那へのストレスが
なくなったから娘も今まで寝やんかった事が
嘘かのように21時から8時とかまで
寝るようになった。
役所の人とも話してシェルターには
1週間おる事になった。
その1週間はすごい長かった。
毎日お姉ちゃんかママに電話してた。
シェルターから出る日役所の人が
近くの駅まで送ってくれてそこから
電車乗り換えしてやっとお姉ちゃんちに
帰ってこれた。