赤く染る白い華
「ぎゃはははっ!もうこんな事、されたくなかったら学校来ないでね?!分かったでしょ?」

そう言って去ってく、ケバい女達

香水の匂いが臭すぎてしゃがみこむ

ウィッグ切られたな、とか呑気に思いながらウィッグを外す

「ふ〜、もうそろそろいいかなぁ?」

静かに声を漏らす

この事を聞かれてたなんて、思いもしなかった

-翌日-

いつも通りに登校をしていた

でも、いつもとは違う点がひとつあった

校門に人が集まっているという事だ

通り過ぎようとしたら、手首を掴まれた

「なんですか?」

掴まれた瞬間に声を出す
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