凄腕パイロットの極上愛で懐妊いたしました~臆病な彼女を溶かす溺愛初夜~
「虹輝さんの?」
「そう。菜乃が嫌じゃなければ」
嫌なわけがない。むしろ嬉しくて口元がニヤつきそうになっている。
「行きたいです」
「よかった」
目元をふっと和らげた横顔を、今日も今日とて素敵だなあと眺める。
今から向かったとしてマンションに着くのは十四時頃になるはず。
「デザート買って行きませんか?」
「いいね。どうせだから夕飯の買い出しもしようか」
「夕飯?」
とくになにも考えずにオウム返ししたのだが、虹輝さんは意味があるように受け取ったのか、苦笑いを浮かべた。
「悪い。菜乃を部屋に入れたら、たぶん出たくなくなるだろうから、そのままゆっくりできるように……と、勝手に考えていた」
それって、夜まで虹輝さんのマンションで過ごすって意味だよね。
心臓がドキドキして目が泳ぎ、恥ずかしくなって顔を前に戻す。
「そ、そうしましょうか。休みなので、お互い身体を休めるべきですし」
「果たして休めるかどうかはわからないけどな」
「え?」
もう一度虹輝さんに視線を戻したが、涼しい顔からは感情が読み取れない。
「そう。菜乃が嫌じゃなければ」
嫌なわけがない。むしろ嬉しくて口元がニヤつきそうになっている。
「行きたいです」
「よかった」
目元をふっと和らげた横顔を、今日も今日とて素敵だなあと眺める。
今から向かったとしてマンションに着くのは十四時頃になるはず。
「デザート買って行きませんか?」
「いいね。どうせだから夕飯の買い出しもしようか」
「夕飯?」
とくになにも考えずにオウム返ししたのだが、虹輝さんは意味があるように受け取ったのか、苦笑いを浮かべた。
「悪い。菜乃を部屋に入れたら、たぶん出たくなくなるだろうから、そのままゆっくりできるように……と、勝手に考えていた」
それって、夜まで虹輝さんのマンションで過ごすって意味だよね。
心臓がドキドキして目が泳ぎ、恥ずかしくなって顔を前に戻す。
「そ、そうしましょうか。休みなので、お互い身体を休めるべきですし」
「果たして休めるかどうかはわからないけどな」
「え?」
もう一度虹輝さんに視線を戻したが、涼しい顔からは感情が読み取れない。