凄腕パイロットの極上愛で懐妊いたしました~臆病な彼女を溶かす溺愛初夜~
「いいのか?」
少し掠れ気味の声が落ちてきて、「え?」と顔を上に向けたところで腰を引かれ、ふたりの距離がグッと縮まった。
虹輝さんの高い体温が伝わり安心感と高揚感に包まれる。そう、こういうのを求めていたのだ。
「せっかく我慢していたのに、煽られたら手加減なんてできないけど」
「どうして我慢する必要があるんですか?」
率直な疑問をぶつけると、虹輝さんは私の後頭部に手をやってゆっくりと撫で始める。
「付き合って一週間だ。それなのにセックスしようとしたら、心配性の菜乃は身体目的なんじゃないかと、不安に思うかもしれないから」
「そんなの、考えてもみませんでした」
虹輝さんは的が外れた、という表情をして息をつく。
「むしろたくさん触れてもらえた方が安心します」
「意見が合ってよかったよ」
後頭部にあった大きな手が耳を触りながら首筋に下りてきて、鎖骨の間を通りすぎ、胸の膨らみの上で止まった。
ドキドキしすぎて息ができない。口を真っ直ぐに結んでいると虹輝さんの顔が近づいてきて唇が触れた。
虹輝さんのキスはいつも優しいものから始まり、徐々に荒々しさを増していく。
開けて、とでも言うように唇の隙間をなぞられて、うなじの辺りがぞわりとした。侵入した舌が口内を探り、私の舌を見つけて楽しそうに表面を舐める。
少し掠れ気味の声が落ちてきて、「え?」と顔を上に向けたところで腰を引かれ、ふたりの距離がグッと縮まった。
虹輝さんの高い体温が伝わり安心感と高揚感に包まれる。そう、こういうのを求めていたのだ。
「せっかく我慢していたのに、煽られたら手加減なんてできないけど」
「どうして我慢する必要があるんですか?」
率直な疑問をぶつけると、虹輝さんは私の後頭部に手をやってゆっくりと撫で始める。
「付き合って一週間だ。それなのにセックスしようとしたら、心配性の菜乃は身体目的なんじゃないかと、不安に思うかもしれないから」
「そんなの、考えてもみませんでした」
虹輝さんは的が外れた、という表情をして息をつく。
「むしろたくさん触れてもらえた方が安心します」
「意見が合ってよかったよ」
後頭部にあった大きな手が耳を触りながら首筋に下りてきて、鎖骨の間を通りすぎ、胸の膨らみの上で止まった。
ドキドキしすぎて息ができない。口を真っ直ぐに結んでいると虹輝さんの顔が近づいてきて唇が触れた。
虹輝さんのキスはいつも優しいものから始まり、徐々に荒々しさを増していく。
開けて、とでも言うように唇の隙間をなぞられて、うなじの辺りがぞわりとした。侵入した舌が口内を探り、私の舌を見つけて楽しそうに表面を舐める。