凄腕パイロットの極上愛で懐妊いたしました~臆病な彼女を溶かす溺愛初夜~
「ありがとうございます。今つけてもいいですか?」
「ああ」
了承を得てすぐにネックレスの留め具を外し首に回した。しかし下ろしている髪が邪魔なのと、私を静観している椎名さんの存在に緊張して、指先が上手く動かない。
悪戦苦闘していたら、椎名さんの手が伸びてきて私の腕をそっと掴んだ。
エアコンの冷たい風で冷えきっていた腕に彼の高い体温が伝わり、胸がドキッと大きく跳ねる。
「俺がつけてもいい?」
返事を待たずにネックレスを手に取り、私の顎先で手元を動かす。息を止めること数秒、すぐに「できた」とささやき声がして鎖骨の上を指でなぞられた。うなじの辺りがぞわっとして鳥肌が立つ。
おそらく前で留めて、首の後ろに回っていたティアドロップを前に移動させているのだろう。
わかっていても動悸が収まらず、心臓が張り裂けそうなほど鼓動している。
「ああ」
了承を得てすぐにネックレスの留め具を外し首に回した。しかし下ろしている髪が邪魔なのと、私を静観している椎名さんの存在に緊張して、指先が上手く動かない。
悪戦苦闘していたら、椎名さんの手が伸びてきて私の腕をそっと掴んだ。
エアコンの冷たい風で冷えきっていた腕に彼の高い体温が伝わり、胸がドキッと大きく跳ねる。
「俺がつけてもいい?」
返事を待たずにネックレスを手に取り、私の顎先で手元を動かす。息を止めること数秒、すぐに「できた」とささやき声がして鎖骨の上を指でなぞられた。うなじの辺りがぞわっとして鳥肌が立つ。
おそらく前で留めて、首の後ろに回っていたティアドロップを前に移動させているのだろう。
わかっていても動悸が収まらず、心臓が張り裂けそうなほど鼓動している。