青い恋
ピンポーンッ。


チャイムの音がするけど立つのがめんどくさいのでシカトしてたら


「こらー!舞シカトすんなー!!」


と翔の大声が玄関のドアを叩く音と共に聞こえてきた。



ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンッ

「出ろーー!!」

ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンッ


あまりにもしつこかったので舞は出ることにした。


ガチャッ


「なんの用?」



「なんで1ヶ月も学校来ないんだよー!?」



「別に。あいつ帰って来てないから家にずっといれるし。」



「おばちゃん帰ってきてねぇの?!」



「うん。」



「なんで?!」



「知らない。ってかあたしもうすぐバイトだから帰って。」


っと言って無理やりドアを閉めた。



「まっ待てよッ!!」



叫んでる翔を無視して出る準備を始めた。



しばらくして諦めたのか、翔が帰って行った。
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