キミの目の先に僕はいない
すると、そこへテニス部のエースの咲原先輩が来た。

僕は見つからないように、隣のクラスのドアに逃げ、ドア越しから先輩が入っていく姿を見てしまった。

そして、聞こえてきたのは柔らかなみうの笑い声。

それと一緒に快活に笑う咲原先輩の声が聞こえた。

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