~狂恋~夫は妻を囲う
「魁聖」
小さな声で呼ぶと、魁聖が振り返った。
煙草を咥えて、微笑む魁聖。
「あ、起きた?」
「……/////」
その表情があまりにも綺麗でカッコよくて、つい顔が赤くなる彩羽。
「いろちゃん、今日満月みたいだよ!見て~綺麗だよ!」
「うん…」
でもベットから下りようとして、身体が動かないことに気づく。
「いろちゃん?」
「身体が動かない……」
「フフ…激しすぎたかな~?」
ゆっくりベットに来た魁聖が、シーツごと彩羽を抱き上げた。
そして窓辺に向かった。
「見て?綺麗だよ」
「うん…あ……ほんとだぁ。綺麗……」
「でしょ?」
「うん…」
ぐーーーーーきゅるるるる……
「あ……」
「…………フフ…お腹すいたよね?
ごめんね、早くご飯食べよ?」
「お恥ずかしい……」
「フフ…いろちゃん、可愛い~!」
「うー。食いしん坊な自分が恨めしい……」
彩羽を抱き上げたまま、ダイニングに移動した魁聖だった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「そう…残念ね、久しぶりだったんでしょ?」
後日彩羽は、聖子とランチに出かけていた。
事前報告が必要だが、聖子とだけは外出が許されている。
堅一のことを聖子に話した彩羽。
「うん、でもあんまり言うと魁聖が怒るの……」
「そう……ごめんね、彩羽」
「え?なんで謝るの?」
「魁聖を紹介するんじゃなかったわね……
正直、魁聖があんなに執着が激しいなんて思わなかった……」
小さな声で呼ぶと、魁聖が振り返った。
煙草を咥えて、微笑む魁聖。
「あ、起きた?」
「……/////」
その表情があまりにも綺麗でカッコよくて、つい顔が赤くなる彩羽。
「いろちゃん、今日満月みたいだよ!見て~綺麗だよ!」
「うん…」
でもベットから下りようとして、身体が動かないことに気づく。
「いろちゃん?」
「身体が動かない……」
「フフ…激しすぎたかな~?」
ゆっくりベットに来た魁聖が、シーツごと彩羽を抱き上げた。
そして窓辺に向かった。
「見て?綺麗だよ」
「うん…あ……ほんとだぁ。綺麗……」
「でしょ?」
「うん…」
ぐーーーーーきゅるるるる……
「あ……」
「…………フフ…お腹すいたよね?
ごめんね、早くご飯食べよ?」
「お恥ずかしい……」
「フフ…いろちゃん、可愛い~!」
「うー。食いしん坊な自分が恨めしい……」
彩羽を抱き上げたまま、ダイニングに移動した魁聖だった。
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「そう…残念ね、久しぶりだったんでしょ?」
後日彩羽は、聖子とランチに出かけていた。
事前報告が必要だが、聖子とだけは外出が許されている。
堅一のことを聖子に話した彩羽。
「うん、でもあんまり言うと魁聖が怒るの……」
「そう……ごめんね、彩羽」
「え?なんで謝るの?」
「魁聖を紹介するんじゃなかったわね……
正直、魁聖があんなに執着が激しいなんて思わなかった……」