~狂恋~夫は妻を囲う
「魁聖も意地悪だな。最初から生かす気なんてないくせに、いたぶるなんて……」
「ある意味…これが、魁聖くんだよね……
彩羽ちゃんといる時の魁聖くんの方が、別人だもんね」
「魁、死神だから…」
洋武達三人が、口々に呟いた。
「まずどこから消そうか?
その汚ない手から消そうね~」
「お、おい…やめ、ろ…!!」
「ねぇねぇ、肩から切りたい?それとも、肘からにする?」
「は……冗談だろ……?」
「どうせ死ぬんだし、どっちでもいいかぁ~」
魁聖はまるで人形で遊ぶかの様に、男をなぶり殺した。
「コイツ…ほんとに人間かよ……!?」
殺された男の仲間が呟いた。
「次…お前ね!」
「俺達は関係ないだろ!?」
「は?生かして帰すわけねぇじゃん!
お前等、バカ?」
「頼む……助けて…くれ…」
「無理!恨むなら“コレ”を恨まなきゃ!
コレが俺の彩羽に触れたせいで、お前等巻き込まれたんだよ?」
死んだ男を指差しながら言った。
「フフ……バイバイ~」
「やめてくれーーーー!!」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「サンキュ。じゃあね~」
マンション前に帰りつき、洋武達に言った魁聖。
「魁聖」
「ん?」
「なんであんま残酷なことができるんだ?」
「は?」
「確かに、彩羽に触れたのは奴等だ。
でもそれだけだろ?それに他の二人は一緒にいたってだけだし…」
「洋武~」
「なんだ?」
「お前、ヤクザの若頭だろ?そんなんじゃあ、朝陽会は潰れるよ?やっぱ洋武は優しすぎる…変わろうか?若頭!俺と交換しようか?」
「その方がいいかもしれないな…
俺には魁聖みたいなことはできねぇ……」
「ある意味…これが、魁聖くんだよね……
彩羽ちゃんといる時の魁聖くんの方が、別人だもんね」
「魁、死神だから…」
洋武達三人が、口々に呟いた。
「まずどこから消そうか?
その汚ない手から消そうね~」
「お、おい…やめ、ろ…!!」
「ねぇねぇ、肩から切りたい?それとも、肘からにする?」
「は……冗談だろ……?」
「どうせ死ぬんだし、どっちでもいいかぁ~」
魁聖はまるで人形で遊ぶかの様に、男をなぶり殺した。
「コイツ…ほんとに人間かよ……!?」
殺された男の仲間が呟いた。
「次…お前ね!」
「俺達は関係ないだろ!?」
「は?生かして帰すわけねぇじゃん!
お前等、バカ?」
「頼む……助けて…くれ…」
「無理!恨むなら“コレ”を恨まなきゃ!
コレが俺の彩羽に触れたせいで、お前等巻き込まれたんだよ?」
死んだ男を指差しながら言った。
「フフ……バイバイ~」
「やめてくれーーーー!!」
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「サンキュ。じゃあね~」
マンション前に帰りつき、洋武達に言った魁聖。
「魁聖」
「ん?」
「なんであんま残酷なことができるんだ?」
「は?」
「確かに、彩羽に触れたのは奴等だ。
でもそれだけだろ?それに他の二人は一緒にいたってだけだし…」
「洋武~」
「なんだ?」
「お前、ヤクザの若頭だろ?そんなんじゃあ、朝陽会は潰れるよ?やっぱ洋武は優しすぎる…変わろうか?若頭!俺と交換しようか?」
「その方がいいかもしれないな…
俺には魁聖みたいなことはできねぇ……」