~狂恋~夫は妻を囲う
「え?つけないよ!こんなに綺麗なのに……」
「綺麗じゃないよ……背中には傷口が━━━━━」
「彩羽!?」
「え……?」
「言ったよね!?彩羽は綺麗だよ!
綺麗なの!!」
「魁聖…ありがとう…」
浴槽に入り、後ろから彩羽を抱き締める魁聖。
「魁聖」
「ん?」
「安心して?私が好きなのは、魁聖だから」
「うん」
「でも、びっくりしたなぁ。堅一くんが隣に越してくるなんて……」
「彩羽」
「え?」
「もうやめて!俺以外の人間の名前言うの。
彩羽は俺のモノなんだからね!
あんまり言ってると、取り返しのつかないことになるよ?」
「え?何、それ?」
「ううん~!上がってご飯食べよ?」
リビングに戻り、夕食の準備をする彩羽。
「いろちゃ~ん!好き~」
機嫌が戻ったようで、ベタベタ甘えてくる魁聖。
後ろから抱き締め、頬やこめかみにキス責めをしている。
「魁聖、準備しにくから少しだけ離れて?」
「やだ~」
「ご飯食べるのどんどん遅くなるよ?そうなると、ロールケーキも食べるの遅くなるし……
あんま遅くに甘いもの食べると、太る……」
「いろちゃん、細すぎなんだからもっと太った方がいいよ?」
「え?そう?」
「うん、細すぎて折れそう。
でも不思議だなぁ~」
「え?」
「だっていろちゃん、食いしん坊でしょ?
こんな小さな身体のどこに入るのか、不思議でならない!」
「魁聖が身体が大きいんだよ……!」
魁聖は背が高く、程よい筋肉の持ち主。
それに比べて彩羽は、体質的に太れない上に背も低い。
二人が並ぶと、倍程の大きさがあるのだ。
「綺麗じゃないよ……背中には傷口が━━━━━」
「彩羽!?」
「え……?」
「言ったよね!?彩羽は綺麗だよ!
綺麗なの!!」
「魁聖…ありがとう…」
浴槽に入り、後ろから彩羽を抱き締める魁聖。
「魁聖」
「ん?」
「安心して?私が好きなのは、魁聖だから」
「うん」
「でも、びっくりしたなぁ。堅一くんが隣に越してくるなんて……」
「彩羽」
「え?」
「もうやめて!俺以外の人間の名前言うの。
彩羽は俺のモノなんだからね!
あんまり言ってると、取り返しのつかないことになるよ?」
「え?何、それ?」
「ううん~!上がってご飯食べよ?」
リビングに戻り、夕食の準備をする彩羽。
「いろちゃ~ん!好き~」
機嫌が戻ったようで、ベタベタ甘えてくる魁聖。
後ろから抱き締め、頬やこめかみにキス責めをしている。
「魁聖、準備しにくから少しだけ離れて?」
「やだ~」
「ご飯食べるのどんどん遅くなるよ?そうなると、ロールケーキも食べるの遅くなるし……
あんま遅くに甘いもの食べると、太る……」
「いろちゃん、細すぎなんだからもっと太った方がいいよ?」
「え?そう?」
「うん、細すぎて折れそう。
でも不思議だなぁ~」
「え?」
「だっていろちゃん、食いしん坊でしょ?
こんな小さな身体のどこに入るのか、不思議でならない!」
「魁聖が身体が大きいんだよ……!」
魁聖は背が高く、程よい筋肉の持ち主。
それに比べて彩羽は、体質的に太れない上に背も低い。
二人が並ぶと、倍程の大きさがあるのだ。