白鳥とアプリコット・ムーン ~怪盗妻は憲兵団長に二度娶られる~
奥さん、の言葉にローザベルの膣奥がきゅんっと反応する。結婚したら、いや、もうしているらしいけど、結婚式をしたら、何度でも奥さんって呼んでやろうとウィルバーは心に誓う。
「はぁあ……っくん」
「俺も、イくよ……ローザ……俺の子を、孕んで」
「――はい、ウィルバーさま……!」
怪盗アプリコット・ムーンの仕事は終わったのだ。これからは憲兵団長ウィルバーの妻として生きていく。
だからもう、オリヴィアに頼んでいた避妊薬を飲まなくてもいいのだ。
「赤ちゃん、いっぱい作りましょ……ね」
ローザベルは素直に子種を求めて、何度めかわからない絶頂のなか、膣奥に彼の熱い白濁を受け入れるのだった――……