突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!②
**********
「コタ…元気?」
「普通。お前は?」
契約終了したことを報告しようと思って電話をかけたのに
なぜかその一言が出て来なかった。
それを言葉にするのが怖かった。
「用ないのかよ。」
「なきゃ電話しちゃいけないの?」
コタの前だとなぜかすぐひねくれてしまう。
「たまにはあいつも誘って飯でもいくか。」
「真希ちゃん、あいたいな。」
こうやって私がうまく表せない気持ちをいつもこぼさないで、すくいあげてくれる。
本当に感謝しかない。
三人に出会って
私は人を愛することを知って、
愛される喜びを知った。
愛を知らないふりをして
一人で生きていると強がっていたんだ。
本当は
コタや真希ちゃん
施設の先生や友達…
周りには愛が溢れていたのにね。
やっと気づいたよ。コタ。
「ありがとう、コタ。」
「は?お前がお礼とか、きもいな。」
「うるさいな。やっぱ今のなし。」
本当に…ありがとう。
「コタ…元気?」
「普通。お前は?」
契約終了したことを報告しようと思って電話をかけたのに
なぜかその一言が出て来なかった。
それを言葉にするのが怖かった。
「用ないのかよ。」
「なきゃ電話しちゃいけないの?」
コタの前だとなぜかすぐひねくれてしまう。
「たまにはあいつも誘って飯でもいくか。」
「真希ちゃん、あいたいな。」
こうやって私がうまく表せない気持ちをいつもこぼさないで、すくいあげてくれる。
本当に感謝しかない。
三人に出会って
私は人を愛することを知って、
愛される喜びを知った。
愛を知らないふりをして
一人で生きていると強がっていたんだ。
本当は
コタや真希ちゃん
施設の先生や友達…
周りには愛が溢れていたのにね。
やっと気づいたよ。コタ。
「ありがとう、コタ。」
「は?お前がお礼とか、きもいな。」
「うるさいな。やっぱ今のなし。」
本当に…ありがとう。