図書室の彼の溺愛
「いいもん!もう行こ!萌羽っ」
萌羽の手を引いて、柊から離れた
「あ、ちょっ……楓!」
萌羽は焦ってたみたいだけど、私は心の中で全然違うことを考えていた
――あ~、何で、あんな言い方しちゃったんだ……
「全く、楓くんはかわいいくせに素直じゃないね!」
あれからお昼まで自己嫌悪に浸っていたら、萌羽に小突かれた
「だって……柊がぁ…」
言い訳をしようとしたのに話を遮られて、
「言い訳しない!ちゃんと仲直りしてね?じゃないと、私、悲しいから、ね?」
と言われて言葉を失う
「……はぁ~い……」
渋々返事をしたけど、しようとは思わない
「萌羽~!お昼食べよ!」
瑛大が萌羽を呼んでいた
萌羽は嬉しそうな顔で瑛大の方へむかう前、私に『今日から瑛大と食べるね!ゴメン!』
って、言われたから嫌だと言えるわけがない
渋々『分かった』と答えた
萌羽の手を引いて、柊から離れた
「あ、ちょっ……楓!」
萌羽は焦ってたみたいだけど、私は心の中で全然違うことを考えていた
――あ~、何で、あんな言い方しちゃったんだ……
「全く、楓くんはかわいいくせに素直じゃないね!」
あれからお昼まで自己嫌悪に浸っていたら、萌羽に小突かれた
「だって……柊がぁ…」
言い訳をしようとしたのに話を遮られて、
「言い訳しない!ちゃんと仲直りしてね?じゃないと、私、悲しいから、ね?」
と言われて言葉を失う
「……はぁ~い……」
渋々返事をしたけど、しようとは思わない
「萌羽~!お昼食べよ!」
瑛大が萌羽を呼んでいた
萌羽は嬉しそうな顔で瑛大の方へむかう前、私に『今日から瑛大と食べるね!ゴメン!』
って、言われたから嫌だと言えるわけがない
渋々『分かった』と答えた