図書室の彼の溺愛
「どうするの?奏芽も悪いやつかもよ?」

その隣に座った柊がに説教されてる……?

「ごめんなさい……でも!柊が……」

言い訳をしようとしたのに、口を塞がれた

「………!?」

驚いて目を見開いたが、目の前に柊の顔が合って、目を閉じる

「しゅぅ、ん……」

うまく息が吸えなくて、苦しくなってきて柊の服をつかむ

「ふっ、限界?」
っていう柊は息の切れている私とは対照的に余裕そう

「んで、何で楓は体調悪いなんて嘘ついたのかな?」

「……………ひゃぁっ」
言いたくなくて黙ってたら、背中をなぞられた

「あっまい声」

「、…柊が……後輩に…告白されてるのみかけちゃって…それで…彼女いないって言われて悲しくて…
 蹲ってたら、奏芽くんが通りかかって本当のこと言えなくて…とっさに嘘ついてしまったのです」

少し早口で話す
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