図書室の彼の溺愛
「あの……黒澤さんって……」

?

「彼氏いらっしゃるんですか?」
彼氏?

…てか、
「何年生ですか?」
先輩だったときのことを考慮して一応敬語にした


「あ、2年です!」
なぁんだ!

「なら、タメで良いよね?」
ニコッと笑いかける

「やべぇ……おい、やばいよ!」



謎の会話をするその人と、用事があったらしい人は出て行った

「しゅぅう!もういいよ!」

「首痛い…」

そういった柊に唐突に手を引かれた

「おわっ!!」
そのまま柊の胸に飛び込んでしまった
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