図書室の彼の溺愛
「大丈夫…?辛そうね……」
反応したくても咳が止まらなくて反応できない
「点滴するね…」
“点滴”そのワードに反応する
無理無理無理と、何度も首を振る
「だーめ、咳とまらなくて苦しいでしょ…?」
…………我慢する…点滴か……
「ゆーう~!ヘルプ!」
瑠希さんは外にいるはずの湧兄を呼んだ
「お、点滴嫌がってるか」
やっぱりって顔をした燿を睨む
「湧……ケホッ」
涙目で湧を見つめる
「楓、我慢して点滴しような」
「嫌だ!!ゴホッ……」
「咳でてるじゃん、我慢しろ」
「いーやーだケホッ」
ジーーっとにらみ合いを続ける
「よしっ、終わり!」
瑠希さんの声が聞こえて目を見開く
反応したくても咳が止まらなくて反応できない
「点滴するね…」
“点滴”そのワードに反応する
無理無理無理と、何度も首を振る
「だーめ、咳とまらなくて苦しいでしょ…?」
…………我慢する…点滴か……
「ゆーう~!ヘルプ!」
瑠希さんは外にいるはずの湧兄を呼んだ
「お、点滴嫌がってるか」
やっぱりって顔をした燿を睨む
「湧……ケホッ」
涙目で湧を見つめる
「楓、我慢して点滴しような」
「嫌だ!!ゴホッ……」
「咳でてるじゃん、我慢しろ」
「いーやーだケホッ」
ジーーっとにらみ合いを続ける
「よしっ、終わり!」
瑠希さんの声が聞こえて目を見開く