図書室の彼の溺愛
「まかせて!瑠希さんの願いだからな」

「楓、またね、ゆっくり休んでな?」
相変わらず湧兄は心配性だった


「楓ちゃん、今、燿くんに柊くん呼ぶように頼んだから」

「ほんと!?………あ、…」
嬉しくてはしゃいじゃったが赤面する

「ふふっ、嬉しいの?」

こくりと頷く




「失礼しまーす、あ、楓」

「柊…!」
柊が来てくれて顔が綻ぶ

「お!君が柊くんか!イケメンだね、楓ちゃんが惚れる理由が分かる!」

「ちょっと、瑠希さん!」
できる限り手を伸ばして瑠希さんの手で口を塞ぐ

「惚れる……?…………楓!先生苦しそう!」

あ!
< 140 / 233 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop