図書室の彼の溺愛
「チッ、」

「柊!?今舌打ちしたの!?」

「ん?何のことかわからないな」

「あはっ、嘘が下手すぎだよ!亅
笑っていたら、扉が開きさっきの人が入ってきた

「佐久良先生に頼まれて診察に来ましたぁ~!」

「え……」
ちょっとだけ警戒する

「はーい、胸の音聞きますよ!」

嫌で柊の腕をつかむ

「あの、燿さんから瑠希さん以外は診察しないって聞いてきたんですけど…」
柊が疑問をぶつけたらやべって顔をしたその人

「す、すみません、間違えました…!」
ビーュンと効果音がつきそうなほど素早く出て行った

「ありがと~!柊」
届かないから、腕に抱きつく

「あいつ、気をつけてね」
不機嫌そうに言われたからその理由を尋ねようとしたんだけど、やめた

「うん………」
どうせあの人と話したくないし!
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