図書室の彼の溺愛
「人のこと君付けするくせにか?」

「あ……癖で……」

しまったって顔をした萌羽は頭を抱えた

全く素直なんだから

「何で、くんなんだっけ?」

瑛大が今更尋ねてきたからめんどくさくて無視した

今さらが多い…

「俺が教えてあげよう!」

央太が張り切ってたけど、鐘が鳴ったから、置いて帰った



「ねぇ、あれに柊誘った?」

めうがそういえばと、寄ってきた

あ、忘れてた

急いで携帯をポケットから、柊に連絡を入れた

《今日、ビデオ買ったから、一緒に見ない?》

ピロリン

すぐさま着信音が鳴った

《見る!直行していい?》
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