図書室の彼の溺愛
~*~*
「やっと休憩…」
萌羽とまわろうと思ったけど、彼氏の瑛大とまわるらしく諦めた

柊は今から告白大会だし…見に行こうかな…で、……磯野さんに…告白したら…気絶するほど…殺す

うん、良い考え…


「はぁい!これより、告白大会を始めます!」
明るい生徒会書記の人の声が響く

「例年のコンテストは中止とし、こんなカタチで愛を伝えてもらおうと思います!」

「一人目は……!」

柊の番まで暇を弄ぶためにポケットから本を出す

「続きましては、陸上部のエース、神谷 柊さんでぇす!」
柊の番だ……

「俺の気持ちを伝えたい相手は……」

耳を塞ぎたい衝動に襲われる

「えーと、い……」
“磯野”と続くと思い我慢しきれずにしゃがんで耳を塞いでしまった

「………上へ上ってきてください!」
司会者の声が聞こえて顔を上げると目を前に道ができていた

え……?

「ち、ちょっと待ってください!」
立ち上がったら突然声が聞こえた
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