図書室の彼の溺愛
「次あんなことをしたら許さない、今回も許さないがお前は磯野さんに気持ちを伝えたのか?オレたちが気持ちが通じ合ってるのにむかついたんじゃないのか?頑張ってないのに自分はダメだとか諦めてんじゃねえよ」
腹を押さえていたかなめが目を見開く
「…そうですよね、その通りです、少し頑張ってみます」
「…そんなことで許されると思ってるのかよ」
先ほど同様の低く凍り付くような声が聞こえた
「湧さん…」
湧さんは寝ているのか楓を抱きかかえていた
「楓の心に傷を作ったんだ。許さねえよ」
奏芽をちらっと見るとおびえた目をしていた
「ゆ、湧さん、今回はふ、楓の気持ちを確かめて、から…」
「黙ってくれないかな?君のこと認めてないし」
不敵な笑みで体が凍り付く
さすがの楓の兄ちゃんだ…
「お前、殺していい?」
思わず息をのんだ
「んぇ?私寝てた……湧兄、奏芽くんのこと許してあげてね?私、ショックだけど、湧兄が来てくれたからそっちのほうが嬉しかったからもういいや、それにやるなら私が絞めるから!」
かわいいことを言ったと思ったら恐ろしいことを言った
奏芽が息をのんだ
腹を押さえていたかなめが目を見開く
「…そうですよね、その通りです、少し頑張ってみます」
「…そんなことで許されると思ってるのかよ」
先ほど同様の低く凍り付くような声が聞こえた
「湧さん…」
湧さんは寝ているのか楓を抱きかかえていた
「楓の心に傷を作ったんだ。許さねえよ」
奏芽をちらっと見るとおびえた目をしていた
「ゆ、湧さん、今回はふ、楓の気持ちを確かめて、から…」
「黙ってくれないかな?君のこと認めてないし」
不敵な笑みで体が凍り付く
さすがの楓の兄ちゃんだ…
「お前、殺していい?」
思わず息をのんだ
「んぇ?私寝てた……湧兄、奏芽くんのこと許してあげてね?私、ショックだけど、湧兄が来てくれたからそっちのほうが嬉しかったからもういいや、それにやるなら私が絞めるから!」
かわいいことを言ったと思ったら恐ろしいことを言った
奏芽が息をのんだ