図書室の彼の溺愛
「日向、いつも楓のこと助けてくれてありがたいけど、何で言ってくれなかったんだよ」
日向先生にぎゅーと抱きつく楓を見て悲しそうにしながら湧さんが聞いた

「楓、?……それは神谷がちゃんと楓を家まで連れてってくれたからだよ、その過程は何があったか知らんけど」

「あ、日向先生だった!」

「お前楓に何かしたのか?」

「いえ何も」

「楓、お前何かされたのか?」

「………うーん、何もされてない?かな」

「その疑問系はなんだよ、お前楓に何かしたのか?」

「してないです何も」

……………………

暫くこのやり取りがつづいた………
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