図書室の彼の溺愛
「よし!海空!一緒に連係プレーだ!」
“海空“とは、央舞の親友、幼なじみ

「お~!俺とお前でふうを倒そう!」

「ふふっ、私に勝てるわけないでしょ…………!?」

構えて迎え撃とうとしたら扉がガラッと開き、ふくれっ面の燿が入ってきた

「よう~!」
央舞と海空は燿の方へ走っていく

わたしは一歩ずつ後ろに下がる

燿は師範の方へ向かう

やばい………!と思ったときには段ボールを持っていた

「あぁ……!私の!」

「ちゃんと勉強する?次はちゃんといい点とる?」

私は何度も首を振る

「なら返してやるけど、ちゃんとこいつらの相手しからかえってこいよ俺が持ち帰るから!」

「ほ~い!燿兄ちゃんありがと!」

「………前から思ってたけど、どうやって使い分けてんの?呼び方」

え?と首をかしげる
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