図書室の彼の溺愛
「なんとなく、眠いときは自然と燿兄になぅちゃうけど、」
何を言ってるの?という顔をしながら答えを返す

「っそ、…」
燿は帰っていったが、私は三時間ぐらい体を動かして帰った






~*~*
「め~う!早く!」
私は本を返すため、萌羽の腕を引いて早歩きをする


「返します!」

「はい、」
いつもとは違う2年生だ

「ね、ねぇ!本好き?」
楽しそうじゃないので尋ねる

「仕事中なので、話しかけないで欲しいというのが心境です」

そういわれてむぅ…と呟きながら、本を物色しはじめる

「お、央太!」
本棚に隠れていた央太を見つけて声をかける

「楓じゃん、こないだ央舞と遊んでくれてありがとな」

「いやいや、楽しかったし、真礼が柊になついてたよ」
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