図書室の彼の溺愛
「話すから!カーテン開けないで!」

「……ふぅん、んで、誰?」

「…………楓…」

「っは!?何、お前らそこまで!?」

「……?どこまで?」
柊らしい…ふふっと笑ってしまう

「で、なんでいるの?」

「何か…今日は泊まるらしい…」
…ん?聞いてないよ?

「柊、どういうこ……わっ!?」
カーテンから飛び出たら、抱きしめられた

瑛大の前で恥ずかしい…

「……あぁ、……なるほどね、分かった、今日は帰る」
何が分かったの?私分からない!

「ん~~~ん!」
苦しくて声を上げる

「あ、ごめん…大丈夫?」

「なんで、あんなこと…瑛大の前で……」

「だって、楓の格好…誰にも見せたくないから…」
え…と思い顔を上げると耳の赤い柊がそっぽを向いていた

「ふふっ…」
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