図書室の彼の溺愛
「ごめん…つい…」
離れて下を向く

「あぁ…ゴメン、そういうことではないんだよ…」

「じゃあ、どういことなの?」

「ん~とね…可愛い事するなって事!」

私には似合わないからって事かな?何かへこむ…

「……私だって…自分らしくないって分かってるの…でも…ほんとに好きなんだも…んっ……」
言葉を言い終わる前に目の前に柊の顔が広がる

「んぅ……ぁぅ……ふぁ……」

「な、なんで突然っ……!」
恥ずかしくて、俯く

「楓にネガティブ似合わない!」
おでこをデコピンされる

「うぅ……」
話噛み合ってなくないですか?

「楓は可愛いから、可愛いことされると困るの、」
分かる?と言われたが、いまいちピンとこない

眠いからかもしれないけど、まぶたが重いし、頭が働かない
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