図書室の彼の溺愛
「え!?嘘!?ゴメン!」

慌てた声を出した楓が離れた

ほっとして肩を回すと関節が痛んだ

一晩動かさなかったからかな…


「ホッ、良かった、襲われたわけではなかったんだな……」

鋭い視線が一瞬俺を刺したような気がしたピーンポーン

インターホンが鳴り、揃って玄関を方を見た


「?俺出てくるわ」

怪訝そうな顔をして、燿さんが部屋を出て行った


「あ~!燿に部屋はいられた!最悪!」

バタッとベッドに倒れかかった楓の服が少しはだけた

なんとなく視線を逸らし、ドアの方へ見る


「楓~!遊び来たよ!」

3人、顔を覗かせ、反射的に扉を閉める


「うえ!?今誰が扉閉めたの!?楓じゃないよね!」

良かった、俺はみられてないらしい、

それに、瑛大たちにふうのパジャマ姿を見られていないな


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