図書室の彼の溺愛
燿さんは出かけていき、5人でリビングにいた
「今日は皆何しに?」
ソファであぐらをかいて座っている楓が皆に尋ねる
キョロキョロと目配せした3人が同時ににへら、と笑った
「もちろん、楓と遊びに来たの!柊ん家行ったけど、いないって言ってたから、……」
ちらっとこっちを見られて、なんとなくふいっと目をそらす
「そういえば、ビデオどうだったの?」
萌羽が楓に身を乗り出して聞いていた
「!!…すっごく面白かった!!最高だよ!あれはほんとに神!ね!柊」
今日は下ろしている髪をとかしながら興奮した様子で話した
「あ、あぁうん亅
「あ、あの、実は報告があって」
恥ずかしそうにきりだした萌羽を皆が見つめる
頬を撫でた萌羽が瑛大とアイコンタクトをしている
「私と、……瑛大……つ、つきあうことになりましたっ」
は!?
と思い、瑛大を方を見ると、お前もはやく告れと、アイコンタクトを送られた