図書室の彼の溺愛
~*~*

「今日はありがとう!」

手をつないだ萌羽と瑛大、央太、俺は玄関先で楓と向き合う




「また、明日~!」

……ピロリン

元気に手を振ったみゆきがその音に動きを止めた

「あ、智輝だ」

楓が携帯を出して、メールを確認し、返信していた

「え!?智輝くん!?いつ会ったの!?亅

萌羽が目を丸くしていた。

何でそんなに驚くんだ?


「まさか…楓まだ……「萌羽ぅ?」

言葉の続きを聞きたかったのに、楓が止めてしまった


「またね!今度話し聞かせてもらうから!」

嬉しそうな萌羽の声を合図に皆で家を出た
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