図書室の彼の溺愛
「んんぅ……」


少しずつ意識が覚醒していく


久しぶりに中学の頃を夢を見た。懐かしい…

戻りたいな…


「ふわぁ」

大きなあくびをして起き上がった

服を着替えて、髪を結んで、鞄の中身を確かめたら、リビングへ降りた

髪を結うといっても、セミロングだから、耳と同じくらいのラインで一本に結ぶくらい

「おはよ…」

気怠げに挨拶したらエプロンをした人物が顔を上げた


「おはよう!楓」

その人物は母………ではなく義理の姉

一番上のお兄ちゃんの奥さん


「嶺亜さん、亜梨愛は?」

亜梨愛はとは、嶺亜さんの娘、私の姪っ子


「まだ寝てる、ほっといていいわよ」

「んじゃ、湧は?」

湧とは私の兄、嶺亜さんの旦那

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