図書室の彼の溺愛
「ふ、楓!!!!な、なんかイケメンな奴が正門のところでふうと、柊くんのこと待ち伏せしてる!!」

翌日、柊が部活のため1人で帰ろうと鞄を持ったところで葉瑠が教室に飛び込んできた


「イケメンな奴?」

思い当たる節がなくて眉にしわを寄せる


イケメン?

思い当たるイケメンがいない


「楓~~~、今日部活ないから一緒に帰ろうぜ」

鼻にかかる言い方をする央太が近寄ってきた

それを無視し、窓に目を向ける




「葉瑠、またあした、またね、」

そういって、文句を垂れる央太の腕をつかんで昇降口へむかった


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