図書室の彼の溺愛
「おうい、2人とも~!央太くんと智輝くんダウンしたよ~!」
耳元で言われてはっとする

「てか、耳元やめてっくすぐったい」

「ははっ、」

「どうしよう…2人でまわる?」
2人で顔を見合わせる

「楓…元気だな…」
げっそりした央太の顔を見て思わず笑う

「くくっ、あははっ、」

「…楓がツボってんのはじめてみた」
同じくげっそりした智輝は驚いていた

「そうかな?」

「いや、しょっちゅうじゃない?」
柊が普通に言って、2人…3人が同調する

「へぇ…ってか!央太ずりぃ!」
謎の会話に首をかしげていると萌羽が声を上げた

「柊と瑛大は?」

「もち、まだ行ける、な?」
瑛大の当然のような質問に柊も頷く

「ン~、じゃあ、2人は休んでて!お昼にここ集合ね!LINEする~!」
目の前に乗りたいものがあって、話しきる前に萌羽と走り出す



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