図書室の彼の溺愛
教室の入り口から、友達の葉瑠が手をふっていた
柊から離れ、葉瑠の方へ走る
葉瑠ギリギリで立ち止まり、片手を上げる
「葉瑠!おはよう!」
「央太いる?」
意味深な笑みを浮かべた葉瑠が教室をのぞき込んで訊ねた
うん、と頷いて首を後ろに向ける
「央太~!葉瑠が呼んでる~!」
ぴょんぴょんと手を振りながら飛び跳ねる
「ん?何で葉瑠が?」
首筋をかきながら、央太が近づいてきたから、道を空ける
葉瑠は央太を手招きして、耳元に顔を近づけた
「ごにょごにょごにょごにょ」
内容が聞こえない
「お!さんきゅ!」
嬉しそうに親指を立てた央太に背を向けて席に着く
いつも内容教えてくれないんだ…
柊から離れ、葉瑠の方へ走る
葉瑠ギリギリで立ち止まり、片手を上げる
「葉瑠!おはよう!」
「央太いる?」
意味深な笑みを浮かべた葉瑠が教室をのぞき込んで訊ねた
うん、と頷いて首を後ろに向ける
「央太~!葉瑠が呼んでる~!」
ぴょんぴょんと手を振りながら飛び跳ねる
「ん?何で葉瑠が?」
首筋をかきながら、央太が近づいてきたから、道を空ける
葉瑠は央太を手招きして、耳元に顔を近づけた
「ごにょごにょごにょごにょ」
内容が聞こえない
「お!さんきゅ!」
嬉しそうに親指を立てた央太に背を向けて席に着く
いつも内容教えてくれないんだ…