LOVEREVENGE~エリート弁護士と黒い契約結婚~
その後は、その流れで、斗希さんにキスをされていた。


「上手く行ったら、寧々ちゃんのお願いなんでも聞いてあげる」


唇を離して、耳元でそう言われて。



「じゃあ、私、斗希さんと付き合いたい」


そう言った後、凄く緊張した。

どんな返事が、返って来るのかと。



「分かった。
全てが、上手く行ったら」


その後は、近くのラブホテルでそのまま斗希さんに抱かれた。


半年前迄、一年程付き合った同い年の彼氏がいた私は、もう処女ではなかった。

だけど、初めてのように緊張していた。



「寧々…」


斗希さんは、私の中にそれを挿れ、腰を動かしながら、私の名を優しく呼ぶ。


私は緊張と快楽で頭の中が一杯で意識朦朧とし、
必死に、斗希さんにしがみついていた。


ただ、この人が欲しい。


自分だけのものにしたいと、強く思った。


< 198 / 288 >

この作品をシェア

pagetop