LOVEREVENGE~エリート弁護士と黒い契約結婚~
「俺達の関係は、いわゆる契約結婚的なもの。
だから、どこまで、か決めておかないと」
そう言って、堂々とICレコーダーをテーブルに置かれた。
それを、戸惑い凝視してしまう。
「気にしないで。
話し合いの時録音してしまうのは、俺の癖みたいなものだから」
そう言われても、それを気にしない方が無理なんじゃないか、と思う。
「部屋はこうやって別だけど、
セックスはしていい?」
その唐突の質問に、寝惚けていた頭が一気に覚めた。
「私達は好きで結婚したわけじゃないのに、
それをする必要ある?」
「別に好きだからするわけじゃなくて。
こうやって同じ空間に一緒に住んでいて、
俺が結衣に対して、そういう気持ちを抱くのはあり得る事だから」
「あなたが、私に?」
好きだからじゃなくても、斗希が私に対して、そんな気持ちを抱く事がピンと来ない。
「眞山社長や篤見てて、男がどんなものか結衣も大体分かっただろ?」
眞山社長は、私を好きだと嘘を付いて騙して迄、私とのセックスを楽しんでいた。
川邊専務に関しては、私が薬を飲ましたのだとしても、
ああやって、私の体を求めて来た。
「斗希は、私が嫌いなのに?」
眞山社長も川邊専務も私を好きではないが、
嫌いではなかったから。
だから、どこまで、か決めておかないと」
そう言って、堂々とICレコーダーをテーブルに置かれた。
それを、戸惑い凝視してしまう。
「気にしないで。
話し合いの時録音してしまうのは、俺の癖みたいなものだから」
そう言われても、それを気にしない方が無理なんじゃないか、と思う。
「部屋はこうやって別だけど、
セックスはしていい?」
その唐突の質問に、寝惚けていた頭が一気に覚めた。
「私達は好きで結婚したわけじゃないのに、
それをする必要ある?」
「別に好きだからするわけじゃなくて。
こうやって同じ空間に一緒に住んでいて、
俺が結衣に対して、そういう気持ちを抱くのはあり得る事だから」
「あなたが、私に?」
好きだからじゃなくても、斗希が私に対して、そんな気持ちを抱く事がピンと来ない。
「眞山社長や篤見てて、男がどんなものか結衣も大体分かっただろ?」
眞山社長は、私を好きだと嘘を付いて騙して迄、私とのセックスを楽しんでいた。
川邊専務に関しては、私が薬を飲ましたのだとしても、
ああやって、私の体を求めて来た。
「斗希は、私が嫌いなのに?」
眞山社長も川邊専務も私を好きではないが、
嫌いではなかったから。