私は1人じゃない




勇斗さんがいない家1人でいるのは寂しい。


モノクロで基調されている広い部屋で1人でいるとソワソワしてしまう。


どれだけ広い部屋でも目に見えるところには勇斗さんがいた。


倒れても目が覚めると勇斗さんがいたし、


私の気持ちを汲み取ってくれて、見守ってくれる暖かい勇斗さん。


ずっといないわけじゃないんだし、これぐらいで寂しいなんて言ってられない。


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