努力の結果は奇跡ですっ!!
プロローグ

1.先輩と瑠有姉の彼氏?


「えっ!!お姉ちゃん今なんて言った??」

私は思わず大声を出した。それに構わずお姉ちゃんは呆れて、でもどこか嬉しそうに

「だ~か~ら~っ!私に彼氏ができたの。」

私は思わず目を大きく見開いてしまう。

「ふっ。そんなに驚くこと?」

いかにも面白そうにかを緩め、こっちを向きながら言うものなので、普通より動揺してしまった

「う、うん…」

「それより、留依は好きな人いないの?びっくりして、いっつも瑠有姉って呼んでたのにお姉ちゃん呼びになってたし。」

「瑠有姉。つまり、瑠有姉に彼氏できたってこと?」

私はビクビクしながら嘘だと願って聞いたのに…、聞いたのにっ!

「うん。そーだけど?」

そんな真顔でいかにも当たり前って感じで答えないでよ〜。

あ、申し遅れました。私の名前は神楽坂瑠衣(カグラザカルイ)。

瑠有姉の名前は神楽坂瑠有(カグラザカルア)。

そっそれよりも!!

「瑠有姉!!嘘ついてないよね??ドッキリじゃないよね?」

「うん、嘘ついてないけど?」

その日、私は永遠にこの質問を繰り返してたらしい…

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