努力の結果は奇跡ですっ!!
私は学校の全授業を終えて家へ戻った。いつもどおり、早く、ね?

それなのに家に入った瞬間

「留依」

瑠有姉に声をかけられて…

「なに?瑠有姉。??」

いつもゆっくり二人で帰ってきてるのにっ!

「私の部屋で話さない?」

「いいけど?なんかあった?」

「…。」

私は何かを察した。今日の昼休みの話だろうか…

「い、今行くね。ちょっとまってて!」

「わかった。先に部屋にいるから。」

私は着替えて制服を片付けて瑠有姉の部屋に向かう。

部屋に入った瞬間私のまわりをいい匂いが包む

「わぁ、いい香りっ!」

「でしょ?ミント。勉強に集中しやすい香りなんだよ。」

「あ、それで、話ってなんだっけ?」

私は本当の目的を尋ねる。

瑠有姉は一息つくと

「ねぇ、広数から聞いた?」

と質問してきた。

「……。」

「知ってたんだ…」

室内になんとも言えない空気がよぎる

「うん…。」

「一応、内容間違ってないか確認するね。昨日の電話の相手は広数ではなく陽介。
 最近、広数の後に付き合おうと思ってる人。いや…思ってた人。その電話を瑠衣が
 邪魔した。それで気づいた。やっぱり広数が好き、陽介とは付き合わない。って、」

「あってる。」
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