努力の結果は奇跡ですっ！！
〜瑠有と広数の場合〜

瑠依はどうしてあの留依とかいう男と帰ったのだろうか。

俺たちは両思い…のはずだ。

もしかしたらという事は有り得るがそれはないだろう。

ありえられては困るのだ。

もし仮に留依がそうだとしたら動やったら返って来るのだろうか。

留依くんの方を抹殺するか？サッカー部だから俺が倒すことも出来る。

じゃあ、…と先程のことについてものすごく考えていると

「ねぇ、ねぇってば！！」

俺はてっきり神楽坂の存在を忘れかけていた。

「あぁ、どうした、神楽坂。」

「明日、最後の日になっちゃうでしょ？だから…私とデー…」

俺はこの後なんていわれるかすぐ気づいた。

ってか、全然関係ないけどあの男と留依の名前も漢字も一緒なのに腹が立ってきた。

「だめだ。瑠依がいるから…」

「えっ、一応私達つきあってるんだよ？1回くらい…」

はぁ、ばかなの？？

「俺は、お前一生デートなんてしない。」

心底留依以外どうでもいい。

一瞬神楽坂の表情が曇ったがどうでもいい。

泣きたきゃ泣けばいいし勝手に泣いてろって話。

まぁ、今の俺はこんな考えの俺を殴りたくなる日が来るなて思ってもなかった。
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