努力の結果は奇跡ですっ!!
きっと私の存在など忘れかけていたであろう広数が

「あぁ、どうした、神楽坂。」

もう、どうでも良さそうに返してきた。

むしろ、邪魔しないでくれとでも顔が物語っている。

逆にムカついてしまった私は

「明日、最後の日になっちゃうでしょ?だから…私とデー…」

広数はこの後なんていわれるか察しのついたのだろう。

即答で

「だめだ。瑠依がいるから…」

私はこれでもけっこう最後まで粘る方。

「えっ、一応私達付き合ってるんだよ?一回くらい…」

広数の顔はものすごくばかなの?

っていいたそう。

「俺はお前とデートなんて一生しない」
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