努力の結果は奇跡ですっ!!
先輩の顔が真剣になった。

「あのさ、今から話聞いて振りたくなったらいつやだって言ってもいいからな?振ってくれていいから。だからせめて話だけでも聞いてくれないかな?」
 
「ふっ、振るも何も私は先輩のことが…」

そんな私の言葉を遮って

「俺はもともと瑠衣、お前のことが好きだったんだ。」

えっ?それなのになんでお姉ちゃんと…?

その後せつなそうで、どこか苦しそうな表情をした先輩はだから、話すのをやめない。

「神楽坂に近づいて利用したんだ、、、」

先輩は今にも泣きそうな顔でこっちを見つめてくる。その姿が何故か可愛くて切なくて

ぎゅっ。話を聞いているうちに何故か先輩を慰めていた。

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