努力の結果は奇跡ですっ!!
「広数先輩」

先輩が顔を上げた。

「たっ確かに、瑠有姉を利用したのはゆっ、許せないとこもあるけどっででも私の広数先輩への気持ちはなくなりません。」

先輩はもう切ないような顔をしなくなって、いつもの明るい先輩に戻りつつこういった。

「じゃあ、俺と付き合って下さい。」

もう私は嬉しくてある人物の存在を忘れていた。隣りにいるんだからこんな長時間話していたら普通、気づかれてしまう存在に…

「いいんですか?」

「もちろん」

「じゃあ,よろしくおねがいします」
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