8月25日(前編)
過去
2.3日前から与田くんが千波に声をかけるようになっていた。
「ね、夏休み何するの?」
「紗良と遊ぶ以外、特に予定はないかな〜」
昼休みの今、与田くんは千波の夏休みの予定を聞いていた。
だけど千波の返事はおかしい。
だって遊ぶ約束なんてしていないのだ。
「じゃーさ?海行かない?慧たちと行こうって話ししてたんだよね。あ、もちろん夏目さんも一緒に」
と与田くんがチラッとわたしに視線を向けるけど、わたしはおまけ扱い確定。
「紗良が行くなら行ってもいいよ」
「え、まじ?じゃ、夏目さん行こっ?ね?」
と与田くんの熱い視線を感じる。
あーえっと…海?
海なんて行ったことないんだけど…?
なんて思いながらもとりあえず頷く。
「ね、夏休み何するの?」
「紗良と遊ぶ以外、特に予定はないかな〜」
昼休みの今、与田くんは千波の夏休みの予定を聞いていた。
だけど千波の返事はおかしい。
だって遊ぶ約束なんてしていないのだ。
「じゃーさ?海行かない?慧たちと行こうって話ししてたんだよね。あ、もちろん夏目さんも一緒に」
と与田くんがチラッとわたしに視線を向けるけど、わたしはおまけ扱い確定。
「紗良が行くなら行ってもいいよ」
「え、まじ?じゃ、夏目さん行こっ?ね?」
と与田くんの熱い視線を感じる。
あーえっと…海?
海なんて行ったことないんだけど…?
なんて思いながらもとりあえず頷く。