8月25日(前編)
前髪…?
「規則上、女子の前髪は目より上だと生徒手帳にも載ってるはずだぞ?規則の確認をしておくように昨日の式で言われていただろ?見てないのか?」
確かに規則の確認をしとくように言われていたけど…
今時そこまで確認する人なんているんだろうか?
「んー確かに長すぎだね〜」
と隣の彼女にだけは言われたくない。
「矢加部、人のこと言える立場か?その髪こそ違反だぞ?そしてその制服もだ。スカートも今ここで直せ」
「短いから可愛いんじゃん?先生だって短いほうが好きなくせに」
……はぁ…帰りたい。
先生には悪いけど、この前髪だけはどうしても切るわけにはいかない。
「規則上、女子の前髪は目より上だと生徒手帳にも載ってるはずだぞ?規則の確認をしておくように昨日の式で言われていただろ?見てないのか?」
確かに規則の確認をしとくように言われていたけど…
今時そこまで確認する人なんているんだろうか?
「んー確かに長すぎだね〜」
と隣の彼女にだけは言われたくない。
「矢加部、人のこと言える立場か?その髪こそ違反だぞ?そしてその制服もだ。スカートも今ここで直せ」
「短いから可愛いんじゃん?先生だって短いほうが好きなくせに」
……はぁ…帰りたい。
先生には悪いけど、この前髪だけはどうしても切るわけにはいかない。