8月25日(前編)
朝陽にこうして抱きしめられて気づく。
朝陽も、もう男なんだな、って。
華奢で細かった体なんてどこにもなくて…
ほどよい筋肉がついていて男というものを感じた。
と同時にドキドキと胸が高鳴る。
「やっぱり紗良って甘い匂いがする」
そう言うと離れた。
「…俺のこと好きになって?」
真っ直ぐ見つめてくる瞳からそらせないでいると、そのまま唇を重ねられた。
朝陽とのキスは、水樹くんとしたキスより長かったと思う。
こんなことされてしまったら、嫌でも朝陽を意識してしまう。
もう…幼馴染なんて言えないと思った。
朝陽も、もう男なんだな、って。
華奢で細かった体なんてどこにもなくて…
ほどよい筋肉がついていて男というものを感じた。
と同時にドキドキと胸が高鳴る。
「やっぱり紗良って甘い匂いがする」
そう言うと離れた。
「…俺のこと好きになって?」
真っ直ぐ見つめてくる瞳からそらせないでいると、そのまま唇を重ねられた。
朝陽とのキスは、水樹くんとしたキスより長かったと思う。
こんなことされてしまったら、嫌でも朝陽を意識してしまう。
もう…幼馴染なんて言えないと思った。