8月25日(前編)
「せっかくなら大きいのがいいよね」
と屋台に並ぶりんご飴を見て回る朝陽。
その時…
少し先に浴衣姿の水樹くんを見つけた。
でも隣には可愛い女子付きだ。
ちょうど、りんご飴を買ったところのようだ。
見たくないのに2人から視線をそらすことができない。
すると水樹くんの手が自然と彼女の手と絡むのが見えた。
すごく楽しそう…。
そっか…わたしはあの子に負けたんだ。
ってそれはそうだよね。
あんな可愛い子だもん。
それに負けるなんてものじゃない…。
彼女とわたしではそんなの比にもならない。
「朝陽、」
と屋台に並ぶりんご飴を見て回る朝陽。
その時…
少し先に浴衣姿の水樹くんを見つけた。
でも隣には可愛い女子付きだ。
ちょうど、りんご飴を買ったところのようだ。
見たくないのに2人から視線をそらすことができない。
すると水樹くんの手が自然と彼女の手と絡むのが見えた。
すごく楽しそう…。
そっか…わたしはあの子に負けたんだ。
ってそれはそうだよね。
あんな可愛い子だもん。
それに負けるなんてものじゃない…。
彼女とわたしではそんなの比にもならない。
「朝陽、」