8月25日(前編)
「名前までは知らないけど顔見知りって感じかな」
顔見知り…
ってことは和子と写メ撮ったことは覚えてるのかな?
まぁ、それは聞かないでおこう。
帰り道、水樹くんの担任の先生の話しを聞かされていた。
「ほんとに話しが長い。終礼、永遠に終わらないかと思ったくらいだよ。先が思いやられるな〜」
「確かに来てくれたの遅かったもんね」
「でしょ?他のクラスはとっくに帰ってんのにさ〜。みんな後半から話し聞いてなかったよ、あれ」
水樹くんたちの担任の先生は熱血教師で有名だもんね。
去年は朝陽の担任の先生だったような…。
「あ、そういえば長谷川と同じらしいね?」
「そうなの!ビックリだよね。小6以来だから〜…5年ぶり?に同じクラス」
そう言って笑って見せるけど、水樹くんの表情は少し曇りつつある。
「俺的にはちょっと困るな〜それ」
顔見知り…
ってことは和子と写メ撮ったことは覚えてるのかな?
まぁ、それは聞かないでおこう。
帰り道、水樹くんの担任の先生の話しを聞かされていた。
「ほんとに話しが長い。終礼、永遠に終わらないかと思ったくらいだよ。先が思いやられるな〜」
「確かに来てくれたの遅かったもんね」
「でしょ?他のクラスはとっくに帰ってんのにさ〜。みんな後半から話し聞いてなかったよ、あれ」
水樹くんたちの担任の先生は熱血教師で有名だもんね。
去年は朝陽の担任の先生だったような…。
「あ、そういえば長谷川と同じらしいね?」
「そうなの!ビックリだよね。小6以来だから〜…5年ぶり?に同じクラス」
そう言って笑って見せるけど、水樹くんの表情は少し曇りつつある。
「俺的にはちょっと困るな〜それ」