8月25日(前編)
愛心
今日のわたしは朝からルンルンだ。
その理由はちょうど1週間前に遡る。
お風呂を済ませ、リビングで棒アイスにかぶりついている時にスマホが震えた。
見ると画面に【千波】の名前が。
慌てて通話ボタンをスライドさせると『もしもし?紗良〜?』と久しぶりに聞く千波の声が耳いっぱいに響いた。
「千波?どうしたの?」
久しぶりの千波に胸は高鳴るし、声も変に裏返ってしまう。
『そろそろ紗良に会いたいな〜と思って電話かけたんだけど、来週あたり会えない?』
とこれまた急なお誘いに戸惑う。
だけど相変わらず千波らしくて笑える。
なんて思いながら壁に掛けてあるカレンダーに目を向ける。
「来週だったら、えっと…土曜、とかならバイト休みだけど」
『土曜?』
「うん。あ、でも午前中は学校あるから午後からしか会えないけど…」
その理由はちょうど1週間前に遡る。
お風呂を済ませ、リビングで棒アイスにかぶりついている時にスマホが震えた。
見ると画面に【千波】の名前が。
慌てて通話ボタンをスライドさせると『もしもし?紗良〜?』と久しぶりに聞く千波の声が耳いっぱいに響いた。
「千波?どうしたの?」
久しぶりの千波に胸は高鳴るし、声も変に裏返ってしまう。
『そろそろ紗良に会いたいな〜と思って電話かけたんだけど、来週あたり会えない?』
とこれまた急なお誘いに戸惑う。
だけど相変わらず千波らしくて笑える。
なんて思いながら壁に掛けてあるカレンダーに目を向ける。
「来週だったら、えっと…土曜、とかならバイト休みだけど」
『土曜?』
「うん。あ、でも午前中は学校あるから午後からしか会えないけど…」