【完結】わたしたち、離婚を前提の期間限定夫婦になります。
⑫残り半年の期限
それから2日後。わたしは熱も下がり、いつも通りに朝早く起きて、朝ごはんを作っていた。
それに今日は、とても目覚めが良かった。朝ごはんに卵焼きを焼きながら、朝の天気予報をチェックする。
【今日は天気も回復し、一日晴れるでしょう。洗濯物日和になりそうです】
「ようやく天気が回復するのか……。よし、じゃあ洗濯物干さなくちゃ」
卵焼きを焼き終えてまな板にの乗せ、包丁で4つに切って小皿に乗せる。昨日の夜から漬けておいたきゅうりの漬物も隣に乗せる。
「やばっ!急がないと……!」
急いで鍋に水を入れて、そのまま火にかけてわかめを入れて戻していく。
その間に爽太さんのお弁当の用意をしていく。ご飯を詰めて、卵焼きやソーセージ、唐揚げ、ほうれん草の和え物などを詰めていく。
「ふりかけ、一応入れておこうかな」
小さいふりかけもお弁当のフタに乗せてお箸を入れる。保冷剤も乗せて、ランチバッグに入れていく。
「あ、お味噌……」
冷蔵庫から味噌を取り出し、お出汁も少しだけ入れて、そのまま鍋の中にお玉を入れて溶きほぐしていく。
味噌が溶けたのを確認し、火を止めた。