【完結】わたしたち、離婚を前提の期間限定夫婦になります。
「爽太さん……?」
「……ごめん。退院したばかりだから、なるべく優しくする」
「んっ……」
そう言われたわたしは、爽太さんから甘く激しいキスをされる。
わたしは爽太さんの首に手を回して、そのまま抱きついた。そしてわたしの服の中に爽太さんの手が入ってくる。
「ん、くすぐったいっ……」
もぞもぞとした感触に襲われ、身動きを取ろうとするけど、そのまま着ていた服を脱がされてしまう。
ブラをホックを左手で外されて、そのままベッドの下に放り投げられる。
「んっ……ダメッ」
露わになった胸を揉まれ、お互いに何度も角度を変えては、唇を重ね合う。
その吐息が妙に心地よくて、わたしはすっかりその理性の渦に飲み込まれていった。
体のあらゆる部分に触れられては、その度に声が漏れていく。
だけどその触れられていくその爽太さんの手には、どうしても抗えなくて……。
「っ……爽太、さんっ……」
そのまま力強く体が重なり合うと、漏れる甘い声と共に混ざり合う体温が、わたしを快感の渦へと巻き込んでいく。
そしてわたしは、ベッドの中で爽太さんからの愛を深く感じた。